生成AIは非常に便利なツールですが、所詮人間より遥かに膨大な量の情報をdeep learningしているだけだと思っていました。しかし、このツールと付き合う中で、人間がしなければならないこと、人間だからできることが見えてきました(苦笑)。
この前のブログで紹介したように、私自身も不勉強で認識していなかった溶連菌による食中毒についてChatGPTに質問してみました。
(2024年6月20日17時30分時点)
Q:溶連菌で食中毒は起こるのでしょうか
A:溶連菌(溶血性連鎖球菌)は、一般的には食中毒の原因とはなりません。溶連菌は主に咽頭炎(のどの痛み)や扁桃炎、皮膚感染症(例えば丹毒)を引き起こすことで知られています。
食中毒の主な原因となる細菌やウイルスには以下のようなものがあります:
・サルモネラ菌
・カンピロバクター
・大腸菌
・リステリア
・ノロウイルス
・黄色ブドウ球菌
これらの病原体が食品に含まれている場合、食中毒を引き起こすことがあります。しかし、溶連菌はこれらとは異なり、主に接触感染や飛沫感染によって広がるため、食品を介して食中毒を引き起こすことは非常に稀です。
したがって、溶連菌が食中毒の直接的な原因となることはほとんどないと考えられますが、感染症が疑われる場合は、医師に相談して適切な治療を受けることが重要です。
生成AIがちゃんと学習すると溶連菌による食中毒について教えてくれる時代が来るのでしょうが、逆に言うと生成AIは現時点では自分なりの正解を見つけ、その正解を利用者にかなり断定的に「非常に稀」と言い切る、ある意味正解依存症と言えると思いませんか。