詳細と顛末③

自分でむいたことなし
思春期は包皮をかぶったまま、オナニーで射精していた
一流大学を出、30歳で見合い結婚
初めてのセックスの時、ペニスに激痛
→セックスをしようとするとインポテンツに
→オナニーは可能
奥さんに問題があると思い産婦人科受診
→異常なし
産婦人科医から紹介され岩室外来受診

+++++診察室で++++++
包皮をむく前は亀頭部が見えない包茎
むこうとすると、亀頭部と包皮内板の間の恥垢がすれて「痛い」と訴える

 

その場でむくと、むいた後は一度も洗ったことがない不潔な亀頭部が露出
亀頭部を岩室が握ると「初夜の時の激痛と同じ!!!」とのこと

岩室:どうしてむいて洗っていないのか?
患者:母には、おちんちんは触るところではないと言われていた。

岩室の診断
ただの不潔な仮性包茎
痛みが恐怖になったためのインポテンツ

岩室のアドバイス
1.毎日むきむき体操を朝夕100回ずつ

 

むいて戻すを繰り返すと包皮口が広がります。

 

 

2.風呂場で亀頭部を触る→こする→ごしごし洗うへ徐々にステップアップを
3.それまではパートナーにHPVを移す可能性があるのでセックス厳禁

診察料:健康保険を使って初診料(2,820円の3割)+保険外併用療養費1,720円(当時)
だから私の結論は、できる人が、できる時に、できること(むくこと)をしましょう。

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