「マスク、換気、手洗い」という正解依存症

 コロナ禍も4年目を迎え、新型コロナウイルス感染症も5類になりましたが、この3年以上の間、日本人は「マスク、換気、手洗い」という正解依存症に陥ってしまいました。あれだけ、マスコミから専門家と称する方々が「マスク、換気、手洗い」を言い続けてきたので洗脳されても仕方がないと思います。しかし、「マスク、換気、手洗い」は何のため?」を考えれば、それらが正解ではないことは当初からわかっていたことでした。

 マスクは自分の飛沫を口から飛び出すのは防いでくれますが、オミクロン株で主流とされているエアロゾルについてはマスクと顔の隙間からエアロゾルは侵入します。北大病院のHP(p4)にはN95マスクの周囲から10%の空気漏れがあれば、マスクを着用していないのと同じ状態になる」と書かれています。

 換気は二酸化炭素を排出する効果はありますが、エアロゾルはウイルスの周囲に水分が付着した状態で、一定の重量があるため、しっかりと空気の流れを創出し、外に排気するということが不可欠です。なのに、なぜかCO2センサーが各方面で導入されています。

 手洗いは飛沫やエアロゾルが落下したところを触った結果として手に着いたウイルスを洗い流すことが目的です。しかし、そもそも手指についたウイルスはどのように感染経路となる口、鼻、目にはいるのでしょうか。直接手指を入れたりなめたりしなければ、食べ物やコンタクトレンズを触る直前に手指を清潔にしなければ意味はありません。こまめな手洗いではなく、口等に素手で食べ物を触る直前の手洗いが必要です。

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「相談して」という正解依存症

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